2021年12月8日(水)やちよ農業交流センターで、防災食教室が開催されました。
地震や台風などの自然災害が増えてきている中で、「防災食」についてもみなさんの関心も高まってきているように感じています。道の駅やちよでは料理研究家で、防災クッキングアドバイザーの鈴木佳世子先生に防災食教室を開催して頂きました。(全3回開催予定)
「災害時こそ、美味しい食事」
自身が受けた阪神淡路大震災の体験や、熊本地震の避難所で行った自炊支援の経験談を交えながらも、手際良く、軽やかに調理をしていきます。
災害時ガスや水道、電気が途絶えた時、カセットコンロとガスボンベ、鍋、水、ポリ袋(厚みがあり熱に耐えられるもの)で1つの鍋で同時に調理ができて水の使い回しができ、衛生状態を保ちながら作る事ができる料理を教えてくれました。
写真では、ポリ袋を使ってだし巻き卵を作っています。手軽に、フワフワに作る事ができるので、お弁当などの日常生活で取り入れる事もできると聞き、参加者のみなさんも大きく頷いていました。
今回作ったのは、「ポリ袋で炊くご飯」「だしまき卵」「サバ缶トマトカレー」「乾物サラダ」「乾物味噌スープ」「黒豆抹茶蒸しケーキ」の6品
(試食では美味しい!との声が上がっていました)
鈴木先生の防災食とは、自身の経験と体験があるからこそ、災害時も普段の食事をする為の「回転備蓄」と自宅にあるいつもの食材を使った「非常食作り」が大切で、日常生活の中に上手に取り入れる事の重要性を楽しく知ることができる回となりました。
今回はデモンストレーションと、試食のみではありましたが、最後には参加されたみなさんから拍手が起こり、とても楽しかったという声を頂きました。
次回は、1月6日(木)10:30-13:00 実践編と称して実際みみなさんで簡単にポリ袋で食事を作ってみます。連続講座ではないので、気になる方はぜひお申し込みください。
「茹でないナポリタンスパゲッティ」「スープジャーでお粥」「ポリ袋で焼きそば」「アルファ化米でおはぎ」「ポリ袋でプリン」の5品です。
また、1つの鍋でできるのでしょうか、楽しみです。
・日 時:1月6日(木)午前10時30分~午後1時
・場 所:農業交流センター 調理実習室
・人 数:16名
・参加費 :1800円(当日支払い)
・申込開始:12月1日 9時より受付開始
・持ち物 :エプロン、三角巾、布巾、台布巾、筆記用具、飲み物
・講 師:鈴木佳世子(防災クッキングアドバイザー)



